doc2 の使い方

本文の文字を選んでコメントを入れ、下の端末のAIに読ませて直させるエディタ

はじめる

npm install
node server.mjs        # → http://localhost:8788

ブラウザで http://localhost:8788 を開きます。起動したターミナルは開いたままにしてください(閉じると「接続が拒否されました」になります)。

原稿を置く場所を渡すこともできます。何も渡さなければ <doc2>/workspace/ が使われ、中が空なら見本が置かれます。

node server.mjs ~/notes/            # フォルダを開く
node server.mjs ~/notes/draft.md    # ファイルを開く
doc2 の画面全体。左にファイル一覧、中央に本文、右にコメント欄、下に端末
画面は4つに分かれています。左=ファイル一覧、中央=本文、右=コメント、下=AIが動く端末。

基本の流れ — 選ぶ・書く・直させる

  1. 本文の文字をドラッグして選ぶと、右にコメント欄が開きます
  2. どう直してほしいかを書いて「コメントする」( でも可)
  3. 選んだ所に色が付きます。何箇所でも溜められます
  4. 溜まったら右上の「AIに直してもらう」を押します
  5. 下の端末のAIがコメントを読み、その箇所だけを直します。直ったコメントは消えます

AIが前の話を引きずっているときは、上の「AI再起動」を押します。 いまの会話を消して、AIを新しく起動し直します。本文とコメントはそのまま残ります。 (設定で「前の会話を続ける」を切っているときは、もともと毎回まっさらです)

場所を決めずに、文書全体への指示も出せます。右の「コメント」の下にある 「文書全体にコメント」を押して、「全体にもう少し具体例を」のように書きます。 本文には色が付かず、カードに「文書全体」の札が付きます。場所つきのコメントと混ぜて溜められます。

本文の一文を選択し、右のコメント欄に指示を書いているところ
選ぶとその範囲に色が付き、右に引用とコメント欄が出ます。 は改行、保存は かボタン、やめるのは esc
コメントが3件溜まり、右上のボタンが「AIに直してもらう(3件)」になっている
溜まったコメントは右に並び、ボタンに件数が出ます。黄色い所をクリックすると対応するコメントが光ります(逆も同じ)。
「AIに直してもらう」が押すのは、ただの合図です。 端末に「コメントを読んで直して」と打ち込むのと同じことをしています。 端末で直接そう打っても、普通に会話しても構いません(「3段落目はどう思う?」など)。

AIが見ているもの

AIは doc2 の一部ではありません。原稿と同じフォルダに置かれた次の2つを読み書きしているだけです。

手順書(AGENTS.md.claude/skills/doc-fix/SKILL.md)が初回に置かれ、AIはそれを読んで「指摘された箇所だけを直し、直したコメントを消す」よう動きます。

ファイルとフォルダ

左の一覧をクリックすると開きます。フォルダ名をクリックすると畳めます(閉じると中身も孫も隠れます)。ファイル名の横の黄色い点は、そのファイルにコメントが残っている印です。

新しく作る

左上の N で入力欄が開きます。

作ったファイルはすぐ編集モードで開くので、そのまま書き始められます。

ファイル一覧の上に名前の入力欄が開いているところ
名前を入れて 。ファイルが多いときは O で名前から絞り込めます。

自分で書き換える

「本文を編集」で本文そのものを直せます。保存は S。コメントは残ります(文の位置がずれても、引用を手がかりに付け直します)。

マークダウン表示

.md を開くと、右上に「マークダウン / テキスト」の切り替えが出ます。マークダウンでは見出しや箇条書きが整って見え、#** は隠れます。

テキスト表示に切り替えた本文。# や ** がそのまま見えている
「テキスト」にすると元の記号がそのまま見えます。どちらの表示でも、選んでコメントする操作は同じです。
記号は隠しているだけで消していません。本文の文字は1つも増減しないので、どちらの表示でも同じ位置にコメントが付きます。

設定(原稿置き場・AI・会話の継続)

右上の から開きます。

設定ダイアログ。フォルダを辿って選ぶ画面と、AIの選択、前の会話を続けるチェックボックス
上が原稿置き場、下が端末で動かすAI。変更はすぐ反映され、次の起動にも引き継がれます。

原稿置き場

doc2 が読み書きするのは、この1つのフォルダの中だけです。フォルダ名をクリックして潜り、「この場所にする」で決定します。パスを直に打つこともできます。

端末で動かすAI

claude / codex のボタンで切り替えられます。ほかのCLIを使うときは下の欄に直接打って 。doc2 はAIの種類を知らないので、端末で動くものなら何でも構いません。

前の会話を続ける

入れておくと、doc2 を閉じて開き直しても同じ会話の続きから始まります。原稿置き場ごとに会話が分かれます。

AI実際に端末へ打ち込まれる言葉
claudeclaude --continue || claude
codexcodex resume --last || codex

|| の後ろは初回用です(続きが無ければ、そのまま新しく始めます)。これ以外のCLIには何も足さないので、その場合は --agent "mycli --resume" のように自分で書いてください。

ファイルはどこに置かれるか

原稿置き場/
├─ サンプル記事.md                    本文(普通のテキスト)
├─ サンプル記事.md.comments.json      コメント
├─ AGENTS.md                          AIへの手順書(初回に置かれる)
└─ .claude/skills/doc-fix/SKILL.md    同じ手順書(Claude Code 用)

本文は普通のテキストファイルのままなので、他のエディタでも Git でもそのまま扱えます。コメントを消したければ .comments.json を消すだけです。

キーの一覧

S保存
Oファイルを名前で探して開く
N新しいファイル / フォルダ
コメントを確定(コメント欄で)
escコメント・入力欄をやめる

困ったとき

このサイトにアクセスできません
接続が拒否されました
サーバが動いていません。node server.mjs を起動し、そのターミナルは開いたままにしてください。
端末が真っ黒で何も出ない npm install をやり直してください(疑似端末の実行権限が落ちていることがあります)。それでも駄目なら --no-agent で起動し、シェルが出るか確かめてください。
コメントに「本文から見つかりません」と出る 引用した文が本文から消えたか、大きく書き換わっています。コメントは消さずに残るので、内容を見て消すか付け直してください。
保存できず「ファイルが外で変わっています」と出る 同じファイルを別の場所(AIや他のエディタ)が書き換えています。読み直してから、もう一度直してください。
AIが指摘していない所まで直す 手順書(AGENTS.md)に「指摘されていない所は変えない」と書いてあります。端末でそう伝えれば直せます。心配なときは、頼む前に git commit しておくと確実に戻せます。